春を落とした夜は
燻(いぶ)した月の皿
蒼(あお)の瘠(や)せていく暗闇に
靴音だけが響く
羊毛(ようもう)を吹かして歩いた
眠っている犬の街
情熱を圧し殺して
哀れな雲は垂れる
あの空の果てでは
君の声がするんだ
名も無い歌を口ずさんで
静寂は行進する
漸(ようや)く溢(こぼ)した涙は、
行き先無く死んでいる
雄弁な雨が降る・・・
u-u-u-u-
u-u-u-
冷たい矢に撃たれて
濡れた髪で眠る
瞬きは止んで
止んで、朝を迎える
剥製(はくせい)は縮んで
朝を迎える
一寸先は業(カルマ)。
(体温は上がっている・・・)
一寸先は業(カルマ)。
(体温は上がっている・・・)
(体温は上がっている・・・)
(体温は上がっている・・・)
(体温は上がっている・・・)
(体温は上がっている・・・)
(体温は上がっている・・・)
(体温は上がっている・・・)
(体温は上がっている・・・)
あの空の果てでは
君の声がするんだ
名も無い歌を口ずさんで
静寂は行進する
あの空の果てでは
君の声がするんだ
名も無い歌を口ずさんで
静寂は行進する
漸く溢した涙は、
行き先無く死んでいる
雄弁な雨が降る・・・
u-u-u-u-
u-u-u-u-
u-u-u-
u-u-u-u-
u-u-u-u-u-
downy - 或る夜 lyrics
Album 第五作品集『無題』