春を落とした夜は 燻(いぶ)した月の皿 蒼(あお)の瘠(や)せていく暗闇に 靴音だけが響く 羊毛(ようもう)を吹かして歩いた 眠っている犬の街 情熱を圧し殺して 哀れな雲は垂れる あの空の果てでは 君の声がするんだ 名も無い歌を口ずさんで 静寂は行進する 漸(ようや)く溢(こぼ)した涙は、 行き先無く死んでいる 雄弁な雨が降る・・・ u-u-u-u- u-u-u- 冷たい矢に撃たれて 濡れた髪で眠る 瞬きは止んで 止んで、朝を迎える 剥製(はくせい)は縮んで 朝を迎える 一寸先は業(カルマ)。 (体温は上がっている・・・) 一寸先は業(カルマ)。 (体温は上がっている・・・) (体温は上がっている・・・) (体温は上がっている・・・) (体温は上がっている・・・) (体温は上がっている・・・) (体温は上がっている・・・) (体温は上がっている・・・) (体温は上がっている・・・) あの空の果てでは 君の声がするんだ 名も無い歌を口ずさんで 静寂は行進する あの空の果てでは 君の声がするんだ 名も無い歌を口ずさんで 静寂は行進する 漸く溢した涙は、 行き先無く死んでいる 雄弁な雨が降る・・・ u-u-u-u- u-u-u-u- u-u-u- u-u-u-u- u-u-u-u-u-