今もどこかで誰かの言葉に 耳を塞いで震えてる 小さな背中 翼を無くして なすすべも無く崩れても いつか仰いだ空には あの日のまま 蒼く揺れる風が 水面に映るその瞳に また1人立ち上がる 光を灯しだす その涙 たとえ全てを流し去り 鮮やかな思い出と共に 輝かなくても その胸の 凍えるほどに冷えきった 悲しみはきっと消えるから 流れ続ける不快な音色に 指先さえも動かない よぎる不安に息も出来ぬまま 強い痛みに打たれても いつか降り立つ大地に 激しくただ 赤く燃える空が 夕陽に染まるその瞳に 迷いさえ打ち破る 炎を呼び戻す その声が たとえ闇にかき消されて 突き刺さる切なさの影に 姿 隠しても 明日には きっと新しい昨日と 感じられる力は宿る その涙 たとえ全てを流し去り 鮮やかな思い出と共に 輝かなくても その胸の 凍えるほどに冷えきった 悲しみはきっと消えるから