ヒカリ ヲ 舞い散る花の香りは甘く囁く 繰り返される 終焉 (おわり)の無い綻びは 小さな傷跡さえ癒せない 哀しみの輪 重ねて 貴方の手 貴方の声 貴方の 残像 (おもかげ)を求めても 遠い 扉 (ドア)は開くことなく 問いかけた いのちの意味 虚しくあの空のこだまして響くだけ エイエン ノ ユメ 手折った花は灰となり崩れてゆく 世界が下す 終焉 (おわり)の無い理は 抜け落ちた棘が持つ毒のように じわり熱を 残した 貴方の手 貴方の声 貴方の 残像 (おもかげ)が薄れても ここにいるの どうか届けて 零れ落つ なみだの意味 虚しいこの世界包み込み枯らすだけ 咲き誇るヒカリの花 擁くまで 目を覚ますその瞬間 再び動き出す遊戯から 逃れること許されたなら ただひとり 夢に迷い 誰にも愛されず闇の中朽ちるだけ それは楽園? 流れゆく時を越えて 幾度となく剣交えても 望む朝は来るのでしょうか? 課せられた いのちの意味 自らの存在 それだけが証なの ウツロウ ハ ウツセミ ノ カゲ