君が奏でる旋律を
優しく紡ぐメロディーを
もう一度聴かせてほしいの
何度も 何度も
浮かんでは消えてく影
君という幻
探してしまうの
伸ばした手のひらの先に
掴むものは何も無くて
虚しく過ぎてく刹那の風
夜の 帳 (とばり)が降りる頃
静かに瞳を閉じれば
瞼の奥溢れる セピア色のメモリー
追いかけても 追いかけても
哀しみの迷路彷徨って
一人きり 孤独の残響が
僕を埋め尽くしてく
叶わないと 知っていても
繰り返してしまうのは何故?
夢の中 記憶の残像が
まだ焼き付いたままで
暁の空に描いた
小さな希望の欠片は
儚く 砕け散ってしまうの
幼すぎた日々は遠く
胸の奥を焦がしてゆく
サヨナラさえ言えずに 立ち止まったまま
時計の針 戻せたなら
繋がっていられたのかな
とめどなく 流れていく
涙の色は青く
追いかけても 追いかけても
哀しみの迷路彷徨って
一人きり 孤独の残響が
僕を埋め尽くしてく
叶わないと 知っていても
繰り返してしまうのは何故?
君という永遠の幻
僕には眩しすぎて