誰かがボタンを押そうとしている
手を伸ばしている 世界のあちこちで
僕の大切な虹色の空を
壊そうとしている 引きさこうとしている
月あかりにぬれた浜辺 ステキな言葉がこだましてる
恋人たちの午後のひとときも
きれいな花の咲き乱れる 丘を駆けるうつろな風も
みんなこっそり 盗もうとしてる
No No No ボクらを騙そうとしている ボクらに作り笑いしてる
みんな気をつけろ
No No No ボクらを騙そうとしている ボクらに微笑みかけている
みんな気をつけろ
歴史は繰り返す 時代は回る
時間のはざまで ボクらは生きている
灰色の雲が お陽さまを隠す
光りをさえぎる 言葉も凍りつく
地下室の中で声がもれてる ボクらの耳の中をこだまする
ボクの背中をゾクゾクさせる
博士の自慢話が聞こえる 厚いレンズの奥でひかる
瞳はすでに狂いはじめてる
No No No ボクらを騙そうとしている ボクらに作り笑いしてる
みんな気をつけろ
No No No ボクらを騙そうとしている ボクらに微笑みかけている
みんな気をつけろ
誰かがボクの隣りで泣いてる 大きな目玉を赤くはらして
6月の空に雨を降らせてる
数え切れない悲しみ苦しみ ボクの腕では抱えきれないよ
君の腕もかしてくれないかい?
No No No ボクらを騙そうとしている ボクらに作り笑いしてる
みんな気をつけろ
No No No ボクらを騙そうとしている ボクらに微笑みかけている
みんな気をつけろ
みんな気をつけろ!