ギリギリ薄く見えた 3等星
知らなかったんだよ
幼い頃、見た景色が
東京の夜にも広がっていた
「人よりちょっと前に‥」「少しだけズルく‥」
「今より楽になりたい‥」
あたたかい人の支えで
なんとか、生きていたはずなのに
誰かが誰かの幸せ願う
優しい夜は星がキレイだった
きっと僕にも何か出来ると
信じて手をのばそう
明かりが消え 輝ける夜空の
向こう側へ
何も出来ないと 決めつけてたんだ
その方が楽だから
傷つける事を理由に
傷つく事から逃げていたんだ
誰かが誰かの幸せ願う
静かな夜は星がキレイだった
「きっと僕にも何かあるんだ」と
信じて手をのばそう
明かりが消え 輝ける夜空の
向こう側へ
「頑張ろう」って 言葉は傷つける
「大丈夫だよ」って 言葉も不安になる
「信じてる」とか 「繋がろう」とか 伝えたいけど、コワいんだ
でも、目は そらせない
こんなキレイな星空さえ
きっと、いつかは忘れる
でも、僕はもう この景色、いまを
忘れない
きっと僕にも何か出来るさ
信じて手をのばそう
明かりが消え 輝ける夜空の
向こう側へ
どんな時にも何か出来ると
僕は僕を信じてく
この景色を忘れずに 夜空の
向こう側へ
今日の向こう側へ