あるイースターの霧の朝 彼方の街をゆく 男達は列をつらね 希望の空を目指す 軍楽の音はなく 祈りだけが響く アンジェラスの鐘が鳴る 霧の滴に歌う ダブリンの街 誇り高く 戦いの旗が揺れる 裁かれない つながれない 自由の空を目指す その唄は荒地を越え 谷間を抜けて走る 破壊者達 銃を手に 霧切り裂いて迫る 魂鎮めの鐘が鳴る 祈りの唄が響く あのイースターの春の朝 すべてを賭けた蜂起 その唄は海を越え 時を越え今ここに 誇り高き 自由の光 霧の滴に揺れる 私はまた彼方の街へ 悲しみかかえ祈る 勇者の列 映す河に とわの別れを告げる その唄は明日を乗せ 希望を乗せて響く 誇り高き 勇者の光 霧の滴に揺れる