叶いそうもない夢を見てた午後
ビル風に吹かれて小さなため息こぼれ落ちる
やらなきゃいけないこともあるけど
あなたを静かに思い出して時は過ぎてゆく
明日の行方はまだしらないけれど
街行く見知らぬ人にすれ違う度感じるのは
ただ恋しくて切なくて
募るばかりの想いは
止められないから歌に乗せて
今夜だけはあなたと一緒にいたいから
何も言わずにこの手を握って見つめていてよ
一晩中踊りつづけたらあの星空の彼方に届くほどの
永遠が見えるような気がするから
そんな気がするから…
何でもあるけど何にもないような
不思議と私を虜にさせるこの都市では誰もが
黄昏ても夜明けに希望を託して
さ迷い無がれて明け方の始発を待つ
飲み続けているブラックのコーヒーに
覗き込んだ私の顔はもう大人になっていた
何か求めるわけじゃないけど
時々どうしようもなく泣きそうになるから
声を聞かせて
今夜だけはあなたと余韻でいたいから
何も言わずにその手をこの胸に差し伸べて
一晩中踊りつづけたらネオンの光に負けないくらい
輝いていられるような気がするから
そんな気がするから…
今夜だけはあなたと一緒にいたいから
何も言わずにこの手を握って見つめていてよ
一晩中踊りつづけたらあの星空の彼方に届くほどの
永遠が見えるような気がするから
そんな気がするから…