渇いた心を 潤してく風
一人きり歩く 海へ続く道
いける気がしてる あの遠い夏へと
熱い砂の上 陽炎ゆれる
光泳ぐ波に 打ち寄せられた記憶
君はどこで 今頃何思っているの?
苦い場面でさえ 愛しく響くように
こぼれる 時の砂
気付けば こんなに遠くまで来ていた
話してた夢に 近づけているのかな?
過去より未来と今を愛した君の
思い出の中で死んでいく私
光泳ぐ波に 打ち寄せられた孤独
君はどこで 今は誰と過ごしているの?
忘れていくことは ひどく悲しいけど
こぼれていく 時の砂
渇いた心を 潤してく風
少しも変わらず 包み込んでくれる
いける気がしてた あの遠い夏へと
熱い砂の上 もう君はいない