華やいだ街 まるで蜃気楼 現実はただモノクローム 息苦しい電車に押し込まれて 今日が始まる 君の声が聞きたくなってしまう 青臭いこの魂じゃ 当たり前のように求めた幸せ 一歩進むたび 遠く遠くなるよ 胸の奥の いびつな果実は まだ小さく臆病で… 赤く膨らんでいく 誰かの姿をただ羨んで… 愛されたいと叫ぶ 君の心の温もりに触れて 自分のもろさ 思い知る 溢れてく感情と裏腹に 立ち止まるよ 道の裂け目に根を張り生きてく 急に強くはなれないけど やわな魂を持ち寄り一つに 交われるのなら きっときっと近づく 胸の奥の いびつな果実は まだ苦くてマズイから… 震えながら 夜の奥底で 実りの日を夢見てる 愛し愛されたい いつか 胸の奥の いびつな果実は まだ小さく臆病で… だけど君に誇れるくらいの 実りの日を迎えたい 愛し愛されたい いつか