明日を目指しているようで昨日へと向かっている
逆再生する言葉の端をつないでいく
見上げて分離する
終わりの色 始まりは見たくない
今捨てて より一層深まる停滞
妄想の域を超えられずにいる
実感は迫るのにどこか遠くのことのよう
つじつまが合っていく
あきれるほどの執着心で君を見ていた
逆再生する映像
裏はわかっていた
知らないふりをする
答えはもう喉元へ染み出す
離れてくより もっと連なる不信感は融解
妄想の域を超えられずにいる
実感は迫るのにどこか遠くのことのよう
つじつまが合っていく
最後の一つを当てはめて絵は形になる
感情が色をなくす瞬間
沸き立つ波に乗る
見えなくなるなら昨日のことは忘れたい