切れた雲の間 睨んでいる
僕を責め立てる視線
空の瞳 こぼれ落ちた
雨が傘 揺らしてる
晴れ くすむ 笑顔
君の震えた声
燦々と降るひかり 天気雨
君の手ひいて 冬が去る
淡い水彩画みたい 滲む風景
じっと後ろ姿をただ見てた
喉の奥 ぶらさがった
鉛のような言葉たち
止む気配ない雨に
錆び付いてく
赤 青 黒に跳ねる 天気雨
反射して僕のまぶた刺す
ぐるぐるとただまわる 君の影
雲が晴れたら 消えるかな
燦々と降るひかり 天気雨
君を忘れる きっと あぁ
ぐるぐるとまだまわる 君の影
どこにも行けずに 春が来る