引き裂かれた 大地の痕(こえ)
啼り響いた 瓦礫の戦慄に
還らない日常に向かって何を叫ぶのか?
目覚めた現実は刻を朱く朱く染めて
壊れかけた四肢抱え何を喚くのか?
―何ヲ祈ル?何ヲ還ス?何ヲウタウ?
―世界の解を、 想い描いた未来を、
響かせて。
幾千と、幾万と、幾億と ナミダ毀れ崩れ落ちたって
抗おうじゃないか、輪廻 ずぶ濡れに為って、因果
何遍とない刹那、たとえ そう 私の心拍が枯れたって
枯れてくれるな、運命 願って止まないと 想いよ
私が愛したものだから 捧げたい
愛しいひと