うたた寂しい孤獨の調べ
悲愴の果てに迷える小夜曲
深い諦め心はそぞろ
あまい優艶可憐な夢心地
綺麗に飾られた花を
君愛しそに積み微笑んで
私はただの花
貴女の部屋では
所詮はただの花
あの場所を離れたら
貴女に萌えた捧げた愛も
悲愴の果てに散りゆく小夜曲
一輪飾られた花を
君冷靜に見つめは冷めて
私を憐れんだ
貴女の優しさ
あの日の愛ではない
あの場所を離れたら
一輪飾られた花を
君冷靜に見つめは冷めて
優し過ぎる貴女は
愛する素振りで
私を傷つけぬように
悟られない樣に
全てを抱き締めて
ひとり遠い場所へ
貴女に氣付かれぬ樣に
忘却の果てまで