抱きしめても 抱きしめても 届かない思いがあるなら
言葉にできないその痛みは 僕が今 受け止めるよ
いつから ぼくらは大人になって
数え切れない涙を うまくはない 笑顔に隠してきたんだろう
そうだよ 傷つくことは分かっていた
こんなにもそばにいるのに どうしてかな 切なくなるときがあるよ
春に吹き込んだ 東京の風に何かを見つけ
歩き出すんだと 君は泣いていた
抱きしめても 抱きしめても 届かない思いがあるなら
重ねた心に耳を 寄せて 君の声 探すよ
離さないで 離さないで ふたりは つながっているから
どうして 素直になれないんだろう
隣にいて欲しいってさ 言えるのなら 寂しさもぬくもりを持つに
優しすぎるんだ 小さな嘘もつけないままだよ
はぐれそうな手を 君は 握り返す
抱きしめても 抱きしめても かなわない思いがあるなら
凍えるこころに 祈りこめて 僕の声 伝うよ
離さないで 離さないで この手は つながっているから
言葉にできないその願いは 僕が今 受け止めるよ
抱きしめても 抱きしめても 届かない思いがあるなら
何度も こころに 手を伸ばして 君の声 探すよ
離さないで 離さないで ふたりは つながっているから
言葉にできないその痛みは 僕が今 受け止めるよ