街を急ぎ足で行く人にまぎれて
また1日、こなすだけの日が始まっていくよ それぞれ
何のためにこんな慌ただしい場所で生きているのだろうって
ふいに迷うけど
大切なものはきっと
僕らがただここにいるだけで
誰かの笑顔になれるって瞬間があること
持っていたかばんを肩にかけ直した
いつも新しいものを探し、手にしては
まだそれでも足りないと感じて
なんて欲張りなんだろう
曲がり角で見つけた真っ赤に咲く花は
割れた花壇の中で凛としていた
大切なものはきっと
人目を気にして集めたプライドじゃない
ありのまま全部受け入れて
弱さも見せられる強さを持ってみたいな
大切なものはきっと
思うより近くにありふれていたのかも…
簡単な事なのに気付けず過ごしていた
今ここから変えていこう
雲のすき間から日が差し込んだ