見慣れた町並みを ひとり歩いてみた 君と選んだ靴は すっかりくたびれてしまった 遅すぎたの?もう戻れない 離れてゆく君の心 気付けなかった僕を 許してとは言わないけど もう一度会いたい 君がいない朝は まぶしくてとてもきれい テーブルの上の花は 君の香りだけ残した 早すぎるよ もう戻れないの? 冷たい夜に咲いた花は 朝になって散った 君がくれたぬくもりから 永遠にさよなら 時はすべて包み込んで 灰色の空のあいだから 薄明かりが差し込む 歩き出すよ 次の世界 あたらしいイメージの中へ もう二度と戻れない 戻る理由もない 君を愛した気持ちと 永遠にさよなら 悲しみよ降り積もり 朝はまたやってくる